建物全体の活用と運営を考える

和田邸は、木次本通りに面した古い商家です。たすきは、建物全体の企画・設計監理・運営を担う事業を進めています。所有者から建物を借り受け、入居テナントには事業内容に応じた固定家賃と変動家賃(レベニューシェア型)を設定する計画です。

施設計画では、母屋の2階をアトリエとオフィス、1階をエントランスギャラリー、キッチン、イベントスペースとして活用することを想定しています。庭をはさんで茶室と蔵が続く空間を、地域の活動や事業に生かすための検討を進めています。

催しを重ねながら、活用を進める

和田邸では、土曜夜市、古本市、環境デザインキャンプ、企業研修などを実施してきました。地域の事業者との連携や、地域外から訪れる人の受け入れにも活用しています。

今後の活用として、コーヒーの焙煎機を時間貸しするシェアロースターや、プロの料理人と連携したシェアキッチンを計画しています。また、都市部から進出する企業や市内の起業者に向けたオフィスの整備も検討しています。

次の使い手につなぐ

2026年7月から8月には、和田邸を会場とする「空き家起業塾」が全3回の日程で企画されました。空き家・店舗の見学、先輩事業者からの学び、事業計画づくり、プランの発表を通じて、木次で新しく事業を始めたい人を支える取り組みです。